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「急性腰痛症」とよばれるもので急に腰部に激痛が走る症状です。
日ごろの疲労や様々な原因により筋肉の血流が悪くなって筋肉が硬くなり痛みが出てきます。
そのまま使い続けると腰を支える筋肉機能が低下し、限界に達してしまう事により
ある日突然、腰に力が入らなくなり激痛を引き起こしたりします。
仕事や家事で頑張りすぎてストレスをため、十分に休息も取らない状態が続くと、
自律神経のバランスが交感神経にばかり傾いてしまい、体のあちこちに不調が出てきます。
「心の疲労(ストレス)」が占める割合が大きいほど、原因不明の腰痛と診断される確率が高くなりストレスがからむと、"腰痛が発生する確率"や"ぎっくり腰の様な強い痛みが生じる危険性"も高まります。
自律神経には、
「交感神経」体を活発に動かして、心身が緊張した時(ストレスがかかる時)に優位になる
「副交感神経」休憩したり眠気を感じたりと、心身がリラックスしている時に優位になる
この2つの神経がバランスよく働いていれば体は健康な状態に保たれます。
自律神経は内臓を動かす神経でもあり、内臓の不調から腰痛を引き起こす事もあり重要な病気を
知らせていることもあります。
腰痛危険信号のからだバランス
上記の姿勢のうち、当てはまる場合は現状で腰痛がない方でも長年の体の歪みから
腰痛になる危険信号が発令されている証拠です。
悪い姿勢
①ねじり型
交通事故の衝撃・スポーツ、仕事などので偏った姿勢を日常的に続けることで体が左右どちらかににねじれた状態。
②片あがり型
長年の腰痛などにより重心が半身だけに偏った状態。
③猫背型
背中が丸くなり腰が落ち、膝も伸びない状態。
④フラット型
首だけが前に出て背中から腰が真っ直ぐに固まり背骨のS字カーブがない状態。
⑤腹突き出し型
背中が丸く、お腹だけがポッコリ突き出しお尻も落ち、膝も曲がった状態。
⑥反り返り型
自分では姿勢が良いと思っている方が多いが、お尻と胸だけが突き出てしまい顎が上がった状態。
※この様な姿勢は、体が腰をかばっている状態ですのでギックリ腰の警報を発しています。
いや!それは違います!
きちんと治せば「クセ」は回避できます!
初めてぎっくり腰をしてから調子が良くない状態が続き、「ぎっくり腰が癖になっている」とか、
「毎年いつもぎっくり腰を起こしている」とおっしゃる患者様が多くいますが、
これは、癖になっているのではありません。
実際は、初めてのぎっくり腰での治療で治っていないからなのです。
腰の痛めた筋肉の炎症は治まっても「根本的な体の歪みや捻り」が残っており、
痛みを出さない体の動かし方を学習した結果、痛みが無くなっただけのこと
を治ったと勘違いしているだけです。
治ってはいない状態で日常生活での負担が体に掛かるために再発を繰り返しています。
そうするといつの間にか慢性腰痛へと移行してしまい、そこから様々な体調不良が
重ねて現れることがあります。
腰痛の根本原因の治療と体の使い方を改善し「腰が痛くならない身体」に戻すことが大切なのです。
耳の穴→肩先→足の付け根→ひざ→くるぶし
正しい姿勢とは・・
① 耳の穴
② 肩先
③ 股関節(足のつけ根)
④ 膝
⑤ くるぶし
以上の点が、横から見たときに一直線上にある状態が理想の正しい姿勢と言われています。
この1点でもバランスが崩れるとキレイに立つ事も出来なくなります。
腰痛を悪化させない動き方
1 同じ姿勢を長い時間とらない様に気をつける
2 荷物の持ち上げ・運ぶ・下ろすときはできるだけ体の近くで持ち上げられる。
決して背中で持ち上げようとせずに、膝の屈伸を利用しましょう。
3 体を無理に捻ったり、伸ばしたりしない。
(座った状態での捻り・背伸び・遠くの物を取る・くしゃみの時も注意して!)
4 体を冷やさないように!
5 ストレスを溜めない。
6 しっかり安眠